子供の人気習い事ランキングでは、常に少年野球はランクインされています。一生懸命練習している姿を見て、少しでも上手になって欲しいと親であれば思うものです。

ホームランを打てるようになるには？ナイスピッチングをするには？守備を強化するには？監督やコーチに任せてると言っても気になってしまいますね。そこで、少年野球の自主練におすすめの特訓道具３選をご紹介します

野球は日々の自主練で上達する

自主練の大切さ

少年野球に所属すると監督やコーチから自主練として、「シャドーピッチング」や「素振り」を自宅でするように言われます。少年野球ではまずは子供ひとりひとりの力を上げていくことが重要と考えているからです。少年野球の練習は、週に２～３回くらいしかグランドで行わないため、勝ちを意識するのであればやはり個のスキルアップが不可欠になります。

自主練の種類

野球の自主練には大きく分けて２種類あります。「投球練習」と「打撃練習」です。

投球練習は、決してピッチャーだけが練習するものではありません。野球は、投げて打つスポーツです。投げる行為はとても重要であり、どのポジションでも必要不可欠な練習です。

自主練におすすめ特訓道具

投球練習【ジャイロスティック】

シャドーピッチングを自宅でする際、タオルを使って練習するように指導されます。腕の回し方など確認しながら行う練習です。しかし、タオルでは実際に腕の回し方が正しいのか判断が難しいです。そこでおすすめなのが、「ジャイロスティック」です。

ジャイロスティックは、正しい腕の使い方の時には音が出るので、とてもわかりやすく確認しながら練習することができます。

使い方も簡単で、ボールを握るようにジャイロスティックを握りシャードーピッチングをするだけです。自宅でも気軽に練習できます。1人でも確認しながら効率よく練習ができ、無理な腕の使い方での練習ではないので肩を壊すことも避けられます。

また、ただ言われた回数だけをこなすシャドーピッチングを回避することもできます。低学年の子供は飽きやすいですし、ゲームをやりたくて適当に行うこともあるでしょう。しかし、このジャイロスティックは、正しい腕の使い方以外では音が鳴りません。音がなった回数でカウントすれば、適当な練習を避けることができます。

野球では、強い肩は強い武器になります。しかし、肩はとても大事で壊してしまうと今後にも響いてしまします。無理な腕の使い方は避け、正しい腕の使い方で効率よく練習を行うのに「ジャイロスティック」はとても役立つ道具です。

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打球練習　【トレーニングバット】

シャドーピッチングと共に毎日の練習に欠かせないのが素振りでしょう。子供だってホームランを夢見るものです。その為には、毎日の素振りは必ず実を結びます。

「トレーニングバット」を使うことにより、バッティングのコツを掴むだけでなく、パワーアップの向上、スイングの矯正などにも役立ちます。バットを振ると錘が動きミートポイントで「カチッ」と音が鳴ります。ただバットを振る素振りと、意識して素振りするのとでは練習の質が大きく違い結果に繋がります。また、打撃は試合の際、選手に平等に回ってくるチャンスでもあります。このチャンスを活かせるかどうかは日々の自主練の比重が大きいと言っても過言ではありません。「トレーニングバット」はおすすめです。

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体幹トレーニング　【バランスボード】

野球だけではありませんが、体幹を鍛えることはとても大事なことです。体全体のバランスが整い安定します。ケガの防止はもちろんですが、体の軸がしっかりするので競技のパーフォーマンスがします。野球では、体重移動が多く腰の回転も重要となりますが、その上で体幹を鍛えることは不可欠です。体の軸を鍛えると、余計な動きやブレもなくなります。子供は、監督やコーチに指導されても、自ら体で技術を吸収していかなければなりません。体幹を鍛えていると、体の軸がしっかり安定されているので、感覚を掴みやすく再現率も上がります。言葉だけで説明されては、なかなか理解が難しいものです。数時間での監督やコーチの指導をより吸収し技術を自分のものにするには、体幹を鍛えていきましょう。

「バランスボード」は２枚組になっており、それぞれに足を乗せ体幹やバランス感覚を鍛えていきます。また、投球時や打撃時での体重移動の確認も出来ます。まずは、上に乗ってみるだけでも良いでしょう。思ってる以上にきついです。慣れてきたら、「バランスボード」の上で投球練習や、打撃練習をしていきましょう。

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まとめ

野球に限らずなんでもそうですが、日々の努力の継続が上達に繋がります。今週ずっと自主練したから次の試合では必ずホームランが打てるわけではありません。なかなか結果がでなければ、野球が楽しくなくなってしまうかもしれません。でも、地道な自主練を行うことで必ず結果がついてきます。そして、監督やコーチは気が付いてくれます。フォームが良くなっていること、無駄な動きがなくなっていることなど、わかってくれるはずです。今打てていなくても、ナイスピッチングができていなくても、しっかり自主練して土台が出来上がっているのであれば試合でも期待して出してくれることでしょう。

【継続は力なり】まさにこの言葉に尽きます。

少年野球は数年間は、振り返るとあっという間に過ぎてしまうものです。子供と共有できることでもあり、とても有意義な時間でもあります。ぜひ、子供と一緒に野球を楽しんで下さい。